新商品、工場見学会、講演会などのご案内

プラモール通信(メルマガ)

ガストースを詰まらせずに上手に使うには– Vol.573

2024年10月24日

●ガストースを詰まらせずに上手に使うには

ガストースを導入したお客様からよく寄せられるお悩みの一つに
「樹脂詰まり」があります。
この問題にお困りのお客様に向けて、今回は当社の実験データをもとに、
樹脂詰まりを防ぐための資料をご紹介します。

樹脂詰まりの原因と対策
当社の実験データでは、さまざまな樹脂を使用してテストを行い、
樹脂が漏れる可能性のある条件や、詰まりが発生しなかった条件を
樹脂ごとにまとめています。
特に、成形条件の変更が後から樹脂詰まりを引き起こすことが分かりました。

実際に、最初は問題なく成形が進んでいたものの、後に樹脂が詰まって
しまったケースがありました。
その原因は「成形条件を途中で変更してしまった」ことでした。
このようなトラブルを防ぐためには、適切なベント設定が重要です。
開始時の条件を維持することで、長時間の無停止成形が可能となります。

効果的なベントの設定方法
適切なベントの設置により、成形条件を途中で調整する必要がなくなり、
効率的な生産が実現できます。特に、スピードや圧力が高い場合は、
ベント幅を狭めに設定することをお勧めします。

詳しい具体的な数値等については、添付の資料をご覧ください。

ガストース樹脂詰まり試験_樹脂10種